守備から攻撃への切り替えが速い

29日の決勝トーナメント1回戦で日本と対戦するパラグアイのマルティノ監督が28日夜、試合会場となる当地のロフタス・バースフェルド競技場で記者会見に応じた。日本だけではなく、パラグアイにとっても初の準々決勝進出がかかる一戦。「歴史をつくる」と意気込んだ。

 「日本はとてもスピーディーなチーム。守備から攻撃への切り替えが速い」。開口一番、マルティノ監督はそう切り出した。うっすら笑みを浮かべながらの早口。「本田以外に注意する選手は」との質問には「松井は素晴らしい。大久保も足が速い。岡崎も、いいサイドアタッカー。彼らに余裕を与えてしまうと、日本は強みを出す」。

 1次リーグ3試合で1失点の堅守と柔軟な試合運びが持ち味のチーム。理想の展開をこう語った。「日本は速いので、ピッチ上を行ったり来たりするのは非効率的。球の保持率を高めたい。そうすれば、我々が日本を押し込める。パラグアイは前に出ていくべきなんだ」。岡田監督同様、先取点を重視する。「先制できれば精神的な重圧が軽くなる」。序盤の攻防が流れを大きく左右しそうだ。
日本―パラグアイの対戦成績(通算1勝2敗3分け)

1995年9月20日 ●1―2(国際親善試合) 三浦知

 98年5月17日 △1―1(国際親善試合) 相馬

 99年7月2日 ●0―4(コパ・アメリカ)

2001年7月1日 ○2―0(国際親善試合) 柳沢2

 03年6月11日 △0―0(国際親善試合)

 08年5月27日 △0―0(国際親善試合)

※選手名は日本の得点者

パラグアイのW杯成績

1930年ウルグアイ大会  1次リーグ敗退

 50年ブラジル大会    〃

 58年スウェーデン大会  〃

 86年メキシコ大会   16強

 98年フランス大会   16強

2002年日韓大会     16強

 06年ドイツ大会    1次リーグ敗退

 10年南アフリカ大会  



2010年06月30日 Posted by木製組み立ておもちゃ at 18:56 │Comments(0)

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